薬草の栽培

注目

半枝蓮(はんしれん)の栽培を九州・大分で2011年より始めております。
恐らく、半枝蓮を日本国内で栽培しているのは当農場だけだと思われます。
栽培は当然ながら完全無農薬で行い、全て手作業で発芽、植付け、収穫を行いました。
安全で安心できる半枝蓮です。
今年からは白花蛇舌草(びゃっかじゃぜつそう)の栽培も試みております。うまくいくかどうか解りませんが、ある程度量産できる事を目標にがんばっております。
栽培状況はこの場で報告して行きたいと思っております。

 

■半枝蓮(はんしれん)とは
中国各地や台湾、韓国などに分布するシソ科の植物で、アルカロイドや
フラボノイドなどを含み、抗炎症・抗菌・止血・解熱などの効果があり、
中国の民間療法として外傷・化膿性疾患・各種感染症やがんなどの治療に使用されています。
黄色ブドウ球菌・緑膿菌・赤痢菌・チフス菌など様々な細菌に対して抗菌作用
を示し、さらに肺がんや胃がんなど種々のがんに対してある程度の効果がある
ことが報告されています。
漢方治療では、利尿・抗菌・清熱解毒・抗がん作用などの効能で利用され
ています。現在、漢方専門医では主に癌患者への処方薬として使用されています。
最近では、癌予防の健康茶として、白花蛇舌草とともに注目を集めて来ています。

 

半枝蓮の栽培風景

4~5月にかけて、セル苗やポット苗で数万株を準備。
マルチを張った畑に1株づつ地道に定植していきました。

半枝蓮セル苗

半枝蓮セル苗

半枝蓮ポット苗

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定植後、1カ月程で花が咲きました。まだ株は少なく小さいです。
収穫後、脇芽が出て来て茎が少しづつ増えていきます。 半枝蓮定植後

半枝蓮定植後

花の色は紫で、とても綺麗です。半枝蓮畑は一面紫色に染まりラベンダー畑にようになります。
薬草としてだけで無く、観賞用の花としても十分いけそうです。

半枝蓮花

半枝蓮花

半枝蓮花

定植時には1本しか無かった茎の数も、収穫する度に脇芽が出て増える為、
秋には1株から数十本もの茎の数になり収穫量も多くなってきます。

根の数も多く、長さも30cm以上になります。
半枝蓮根

ことしの冬はマイナス10度を観測しましたが、根は生きており、
無事冬を越す事が出来ました。
非常に生命力のある、強い薬草です。
半枝蓮冬

半枝蓮冬

半枝蓮冬

半枝蓮冬

冬を越した本年(2012年)も今の所、順調に生育しています。

梅雨も明け、連日30度を超える気温が続いておりますが
半枝蓮は暑さにも強く、夏場にグングン育って行きます。
半枝蓮

2013年も順調に育ってくれました。冬がかなり寒くても根は越冬してくれます。
そして夏の暑さにも強く、その生命力には感心させられます。

手作業で収穫後、天日と乾燥機により乾燥し 粗く刻んで保管しています。

刻み方はやや粗いですが、しっかり煎じれば立派な半枝蓮茶になります。
苦みがありますが最近やっと慣れてきました。健康の為に毎日飲んでます!

半枝蓮茶についてはこちら>>
半枝蓮コールド

白花蛇舌草の栽培風景

今年から白花蛇舌草(びゃっかじゃぜつそう)(和名:フタバムグラ)の栽培の始めました。
大規模ではありませんが、量産を目指して試験的に栽培を開始しています。
半枝蓮と同様にセル苗で発芽させた後、定植作業を行いました。
定植後、今のところ枯死などは見受けられません。
白花蛇舌草

白花蛇舌草

今年(2012年6月~7月)の九州は集中豪雨で大変な被害が出ました。
こちらの地域でも非難勧告が出され、高速道路も通行止め等の状況が続きました。
そんな中で畑も冠水してしまい、白花蛇舌草も一部が完全に水没してしまう状況でしたが
非常に水に強いようで、枯死は今の所なし。ラッキーでした。
来年はしっかりとした畝を立てたいと思っております。
かなり手探りの状況で栽培しておりますが、順調に育ってくれる事を祈る次第です。

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2013年は栽培規模を拡大してみましたが、夏の猛暑もあり思った量の収穫はできませんでした。。  例年に比べ気温が高い上に雨も少なかった為枯死してしまったものが多かったです。

枯れが多い↑↑

水分が多かった畑では生育状態は良かったです。↓↓

今年(2014年)は、乾燥重量で数百キロの予定量を無事収穫してクリニックへ納品したいです。

また、個人の方への茶葉の販売も行っております。
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