薬草の栽培

注目

半枝蓮(はんしれん)の栽培を九州・大分で2011年より始めております。
恐らく、半枝蓮を日本国内で栽培しているのは当農場だけだと思われます。
栽培は当然ながら完全無農薬で行い、全て手作業で発芽、植付け、収穫を行いました。
安全で安心できる半枝蓮です。
今年からは白花蛇舌草(びゃっかじゃぜつそう)の栽培も試みております。うまくいくかどうか解りませんが、ある程度量産できる事を目標にがんばっております。
栽培状況はこの場で報告して行きたいと思っております。

 

■半枝蓮(はんしれん)とは
中国各地や台湾、韓国などに分布するシソ科の植物で、アルカロイドや
フラボノイドなどを含み、抗炎症・抗菌・止血・解熱などの効果があり、
中国の民間療法として外傷・化膿性疾患・各種感染症やがんなどの治療に使用されています。
黄色ブドウ球菌・緑膿菌・赤痢菌・チフス菌など様々な細菌に対して抗菌作用
を示し、さらに肺がんや胃がんなど種々のがんに対してある程度の効果がある
ことが報告されています。
漢方治療では、利尿・抗菌・清熱解毒・抗がん作用などの効能で利用され
ています。現在、漢方専門医では主に癌患者への処方薬として使用されています。
最近では、癌予防の健康茶として、白花蛇舌草とともに注目を集めて来ています。